─ 新著上梓のお知らせ ─
『いまリベラルが問う』が遂に出版
間もなく(7月20日。書店店頭に並ぶのは22日頃だろうか)、拙著『いまリベラルが問う』が発売される。私はこれまでに6冊の本を出版しているが、今回の著書の出版には苦労した。それは現職の国会議員でないというところに原因があるのではない。Webサイト上の書き物を本にすることに出版社の抵抗があるからなのだ。
出版社というのは、やはりカチッとした書き物が好きなのだ。要するに論文調のものが好きなのである。その理由は分からないでもない。私も論文調のものの方が好きだ。しかし、私は永田町徒然草を本にしたかったのである。理由は単純である。まだまだインターネットで私の永田町徒然草を読んでもらえない人がかなりいるのである。その人たちにも私の永田町徒然草を読んでもらいたいのだ。
私は論文調のものを書けない訳ではない。必要があれば書くこともあるだろう。しかし、いま必要なことは、そんなことよりも日々生起する政治について私の立場で発言することだと思っている。それは一冊の本を書くよりもはるかに多くの精力と努力を必要とする。永田町徒然草を毎日書くようになって半年余となった。これが私の現在の政治活動である。それはそれなりの価値のあることだと確信している。お陰さまでヴィジターは、毎日1万近くになった。
政治は、最後は数の勝負である。インターネットで私のWebサイトをみれない人たちのために本にしたいと考え、いくつかの出版社と交渉した。しかし、前記のような理由で出版をしてくれる会社がなかなか現れてくれなかった。株式会社イプシロン出版企画がこれを引き受けてくれた。そして遂に本が店頭に並ぶ運びとなった。いささかの感慨がある。
Webサイトをみていて下さる方ならばご理解いただけると思うが、この出版は続けることに意味がある。ある程度の部数が売れないと今後続けて出版することができなくなる。Webサイトで私の書いた物を読んでいただいている方には恐縮であるが、『いまリベラルが問う』をぜひご購読いただきたいのである。そうすれば、今後続けて出版できることになる。右のチラシ(クリックでPDFファイル972KBをダウンロード)で、お近くの書店で申し込んでいただくと、販売戦略上きわめて有効なのである。趣意をご理解の上、お力添えを伏してお願い申し上げる次第である。
平成19年7月15日 白川勝彦