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月別アーカイブ: 2007年04月

04月30日   右翼反動政治家の特質

No.411

連休3日目である。今日も昨日につづいてほぼ全国的に良い天気のようである。旅行中の人には何よりであろう。昨日、私は午前中は予定どおり原稿書きに励んだ。午後壊れたデジカメの修理をお願いするため保証書をもって渋谷に出かけた。そしてあまりにも爽やかな天気だったので、そのまま私も連休気分になった。もう家に帰って仕事をする雰囲気にはなれなかった。結果そのまま渋谷で遊んでしまった。新緑が綺麗であった。デジカメが手元にないのが残念であった。……

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04月29日   爽やかな初夏の日に

No.410

連休2日目である。今日は全国的に爽やかな天候のようである。天気が良いということは素晴らしいことである。きっと経済的効果も大きいのであろう。何よりも精神的に及ぼす影響は大きい。私が辿りついた政治の目標は畢竟(ひっきょう)“爽やかな秋晴れのような社会をつくる”であった。平成5年に国会に復帰したときのパンフレットのキャッチコピーだった。何も秋晴れでなくともいい。爽やかな天気であることが大切なのである。……

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04月28日   あまり順調でない連休初日

No.409

いよいよゴールデン・ウィークである。晩春から初夏になる季節でもある。しかし、私の今年のゴールデン・ウィークは、締切りが迫った原稿が5本あり、執筆三昧(?)の連休となる。本来ならば今頃は北京にいる筈であったが、やむを得ない事情で取り止めとなってしまった。こういう連休を過ごすは、私だけではないようだ。あまりゴールデンな連休とはならない友人たちが誘いあって、昨日は久しぶりに麻雀をすることになった。……

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04月27日   いまだ初夏にはあらず

No.408

今日は全国的にほとんど天気が良いようである。東京は、昨日も良い天気であった。昨日は外でやらなければならないことがあった。一日中良い天気間違いなしと気象情報がいっていたので、今年はじめてコートを着ないで出かけた。外に出ると快晴であった。気持ちが良い。私だけでなく、コートを着ている人はほとんどいなかった。気温は暑からず寒からずで、気分は爽快であった。……

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04月26日   統一地方選の最大の教訓

No.407

各社の世論調査で安倍内閣の支持率が上がった。その上昇率は違っているが、それはこういうものをみる場合あまり重要ではないのだ。各社の世論調査が同じように上昇していることが重要なのである。なぜこのような傾向が現れたのか、世論調査に関心がある者はいま考えさせられている。私もその一人である。……

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04月25日   怪しげな教育再生論議

No.406

昨日、全国一斉に学力テストが行われたというニュースが流された。43年ぶりだという。そういえば、私が中学生のころ学力テストが問題となっていたことを薄っすらと憶えてはいるが、私たちが学力テストを受けたのかどうかは子供の時代のことであり記憶していない。今回は愛知県犬山市以外のすべての公立学校で実施されたとのこと。そうすると新潟県十日町市の私が卒業した小学校と中学校でも行われたということになる。……


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04月24日   自由か平等か

No.405

日曜日に投開票された統一地方選挙の結果は、やはりいろいろと考えさせられたり確かなことをハッキリと示すものがかなりあった。まず長崎市長選であるが、正直にいって驚いた。ああいう状況における選挙では、弔い選挙は圧倒的に強いというのがこれまでの常識であった。しかし、長崎市民の選択は冷静であり沈着としたものであった。正直いって長崎市民の政治に対する考え方の質の高さに感心させられた。……

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04月23日   波間道あり、道縦横。

No.404

統一地方選挙の後半戦の投開票が行われた。また参議院補欠選挙では、福島県選挙区では民主党公認の候補が当選し、沖縄県選挙区では自民党・公明党の推薦する候補が当選した。まず参議院補欠選挙について述べる。両県とも知事選挙に転出した参議院議員の欠員を決める補欠選挙であった。結果は、その知事選挙で勝った陣営が参議院補欠選挙でも勝利した。知事選挙の選挙態勢が上手く動いたのではないか。……


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04月22日   春の新宿と渋谷

No.403

昨夜、友人と新宿で食事をした。友人の友だちがやっている店だという。店内は若い人でごった返していた。私たちはカウンター席で食事をした。カウンター席は和風であったが、メニューをみると中華風だ。いろいろなものが出てくるので、ここはどういう店なのだと訊くと、友人は“台湾中国風創作料理”の店だと笑って答えた。じゃ、何が出てきてもおかしくない。私たちは、麻婆豆腐・牡蠣のオイスターソース煮・エビのチリソース・シーザーズサラダ・搾菜、最後に野菜ビーフン。いや食べた、食べた。……

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04月21日   またまた銃による犯罪

No.402

昨日もまた暴力団と銃が問われる事件が発生した。私が長崎市長銃殺事件で指摘したことが本質であることが明らかになったと思う。昨日は締切りの迫った原稿を書いていたので最後まで事件の顛末をみることなく、原稿を書いていた途中でバタンキューであった。この永田町徒然草を書いている時点ではまだその顛末を知らないのだが、それはあまり重要な事柄ではないような気がする。……

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04月20日   現象と本質

No.401

昨日もヴァージニア工科大学の乱射事件と長崎市長銃殺事件でニュースはほとんど埋められた。アメリカの事件については、犯人がNBCに送り付けたビデオなどが新たに出てきた。それを何度も見せられた。犯人の韓国時代の住まいまで報道されていた。長崎の事件では、市民の悲しみと犯人の動機や補充立候補者などが報道された。それらは大切なことである。だが、それらは現象であり、事件の本質とはいえないであろう。……

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04月19日   永田町徒然草400号に寄せて

No.400

この永田町徒然草は、今日で400号である。100号は2000年11月15日、加藤騒動の真っ最中であった。200号は2004年5月13日、年金保険料未納問題で菅民主党代表が辞任したときであった。菅氏の後継代表にほぼ決まりかけていた小沢一郎氏も年金保険料未納が発覚して代表選を辞退し、岡田卓也氏が代表となった。参議院選挙の直前であった。300号は今年の1月9日である。……

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04月18日   暗澹たる思い

No.399

暗澹たる思いで、いまこれを書いている。ふたつの衝撃的事件が昨日起きた。いうまでもなくアメリカ・ヴァーニア州のヴァージニア工科大学で起こった銃乱射事件と伊藤一長長崎市長銃撃事件である。ヴァージニア工科大学の銃乱射事件では32人が殺害され、犯人(23歳の同大学の韓国人学生)は自殺した。伊藤市長は執筆の時点では、心肺停止の重篤状態で手術中である。犯人は指定暴力団山口組系水心会会長代行の城尾哲彌である。多くの人々が今回ほど銃による犯罪の衝撃を受けたことはないのではないだろうか。……

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04月17日   民主党の支持率を考える

No.398

JNN世論調査で先月下げ止まった安倍内閣の支持率が、今月は、およそ9ポイント上昇して55%となり、「支持しない」を3か月ぶりに上回りました。一方で、発足から半年の安倍内閣が「実績をあげた」と見ている人は3割にとどまりました。調査は今週末に行いました。それによりますと、先月下げ止まった安倍内閣の支持率は、今月は56.1%となり、先月より8.5ポイント上昇しました。一方、「安倍内閣を支持できない」人の割合は43.7%と下がり、3か月ぶりに「支持」が「不支持」を上回りました(TBSのWebサイト NEWS CATEGORIES からの引用)。……

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04月16日   久々の街頭演説

No.397

昨日告示された区議選で、頼まれて応援にゆき久々に街頭演説をした。平成9年夏、自治大臣の時ちょうど都議選が行われた。自治大臣という肩書のためであろうかその時ずいぶんいろいろなところに応援に行かされたが、区議選の候補のところに応援に行くのは初めてであった。出陣式にきてもらいたいというので行ったのだが、いきなり街頭演説をさせられた。十日町市長選以来、2年ぶりの街頭演説であった。……

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04月15日   温首相来日考(その2)

No.396

今日、統一地方選挙後半戦の幕開けとなる96市長選、310市議選、東京都の13区長選、21の区議選が告示される。全国779市の40%に当たる市議選と東京23区のうち21区で区議選が行われる。これは思っていたよりもけっこう多い気がする。市長選や特別区長選となるともう“統一”地方選とはいえないのではないか。自治大臣の時に、統一度が少なくなった地方選挙をもういちど一緒にすることを考えたが、反対が多くてダメだった。さて昨日に続いて温家宝首相の来日について考えてみよう。……

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04月14日   温首相来日考

No.395

温家宝首相が来日し、3日間精力的に活動して帰国した。“氷を溶かす旅”と温首相は今回の訪日の目的を語った。温首相は離日に際して“氷”は溶けたといったが、本当に氷は溶けたのだろうか。右翼反動主義者と中国共産党の間にある氷がそんなに簡単に溶けるのだろうか。……

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04月13日   野党の覚悟

No.394

昨日、憲法問題調査会で国民投票法案が採決された。日曜日にはヨレヨレの石原慎太郎氏が都知事に3選された。自公合体政権に疑問や反対をする人には、芳しくないことが次から次と目の前で展開されていく。こういう状況における野党の覚悟ということについて述べてみる。……

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04月12日   セイフティ・ネット考

No.393

セイフティ・ネット(safety net)の整備・充実。いま多くの人が口にする言葉である。また政策的には自民党から共産党まで異論のないところである。しかし、私が国会に初当選した昭和54年(1979年)には、あまり耳にしなかった言葉と記憶している。このセイフティ・ネットという問題をちょっと掘り下げると、実はいろいろと重要なことがみえてくる。……

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04月11日   国民投票法案について

No.392

国民投票法案が近々衆議院で可決されそうである。4月10日民主党は民主党原案の修正案を衆議院に提出し、与党修正案には反対するといっている。社民党や共産党が国民投票法案に反対のことはいうまでもない。私が憲法改正に反対の立場に立っていることはいうまでもない。しかし、国民投票法案についてこれまで触れてこなかったのはふたつの理由からである。……

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04月10日   道府県議選の結果について

No.391

都道県知事選挙は振るわなかったが、道府県議選挙では民主党が躍進したというのが一般的な評価である。永田町徒然草No.381で道府県議選挙の重要性を指摘した。自民党は道府県議を1212議席を獲得したものの前回に比べて97議席減らした。一方民主党は375議席を獲得し、170議席増やした。しかし、厳しいようだが、これを本当に民主党の躍進といえるだろうか。無投票当選者(全国で416人)を出した選挙区の大半は1人区であった。そこではほとんど自民党が議席をとっている。……

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04月09日   都知事選の結果について

No.390

都知事選に関していえば、「奇跡」は起きなかった。都知事選だけを問題にするのはおかしいと思うが、都知事選はやはり統一地方選の天王山である。都知事選は、一地方の知事を選ぶ選挙ではない。国政の今後のあり方を占う選挙である。国政といえば、7月の参議院選挙が今年の最大の政治課題である。だから都知事選について少し詳しく分析してみよう。……

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04月08日   人間に対する熱い“愛着”

No.389

私はいま新潟県十日町市にいる。県議選の投票のために、選挙権がある十日町市に来たのである。この永田町徒然草は、昨日東京を発つときにセットしてきた。時間をセットしておくと決められた時間にupdateされる。ノート型パソコンがあればいいのだが、愛用したノート型パソコンは2年前に結露のためダメにしてしまった。それからインターネットからしばらく離れていたし、発信する気力もなかったので、ノート型パソコンがなくても困らなかった。……

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04月07日   pull と push 考

No.388

今日で統一地方選の前半戦の選挙運動が終る。明日は投票日である。ほとんどの都道府県で選挙がある。選挙戦そのものがあまり面白いというか緊張感のない選挙というところも多いと思うが、それでも一票にはいろいろなメッセージがある。わが国の政治史上最悪の自公合体政権に打撃を与える一票の行使を考えて、それぞれの選挙区で投票されることを切望する。……

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04月06日   専守防衛論の危機

No.387

昨日ニュースをみていたら、安倍首相が近いうちに集団自衛権の行使について協議する会合を発足させるという。どのような集団的自衛権の行使ならば許されるのかをこの際ハッキリさせたいのだという。よく例に出されるのが、アメリカに向かって発射されたミサイルをわが国の自衛隊が日本の上空で打ち落とすことは、集団自衛権の行使として許されるのではないかという類の問題である。……

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04月05日   「美しい国、日本」の実現!?

No.386

近代自由主義は、人間がお互いに証明することができる言葉や事実を使いながらこの世の中に生起する諸問題を解決しようとする政治手法である。前号では小泉氏の“改革”なるものは、検証不能な言葉を羅列して政権を運営するという危険な手法であると述べた。小泉氏の事実上の後継指名を受けた安倍首相の場合はどうであろうか。……

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04月04日   総括・小泉純一郎(その4)

No.385

族議員を抵抗勢力とみなして、これと闘うという構図を作って改革を演出した小泉前首相は、実はもっとも悪しき意味における“大蔵族”議員であることをこれまでに何度か書いてきた。今日は別の角度から、小泉純一郎を総括する。小泉氏の最大の改革は、郵政民営化であった。その主張はきわめて具体的だが、なぜ郵政民営化が改革の本丸なのだろうか。このことを分析すると、小泉氏は何らの理想や理念もない政治家だったということがよく判る。……

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04月03日   政治家の言葉のあり方

No.384

日曜日あたりから新聞やテレビが知事選等の世論調査の結果を発表している。ぼやかして書いてはいるが、選挙期間中の常套的な書き方を踏まえると野党側にはかなり厳しい数字がでているようである。最近の世論調査の確度は、非常に高くなってきている。よく当事者は、「あんな世論調査が新聞に書かれなければ勝てたのだが…」などというが、アナウンスメント効果もいわれているほどはないのである。野党が奇跡を起こすためには、必死で頑張らなければならない。……

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04月02日   年度の始まりにあたり

No.383

昨4月1日が日曜日であったために、全国的に今日が年度始まりという会社や団体が多いであろう。元旦も大きな節目だが、会社や団体などでは年度始まりというのもけっこう大きな節目ではないだろうか。そんな中、とりあえず仕事に関係ない私のサイトにアクセスして下さったことに心から感謝する次第である。長い間国会議員をしていて、政治家がどのくらい年度替りを意識しているかというと、それは予算の成立と日切れ法案の処理くらいのものである。それ以外、政治家は年度というものを意識して行動していない。……

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04月01日   日曜定番の政治番組考

No.382

今日は、日曜定番の政治番組を観てから永田町徒然草を書こうと思っていた。「観る=look」と書いたが「見る=see」という程度のものばかりだった。ところで私はこれまで“日曜定番の政治番組”にTBSの『時事放談』を入れておかなかった。私は滅多にみないがやはり入れるべきなのであろう。『時事放談』といえばかつては細川隆元や藤原弘達などがやっていた辛口の政治番組だ。“爺(じじ)放談”などと揶揄されていたが、それなりにレベルの高い政治評論であった。……

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