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月別アーカイブ: 2009年11月

11月30日   私たちの時代はいま…!?

No.1356

日曜日の永田町徒然草を休みにしてから、私の週末は急に楽しくなった。土曜日の仕事が終わると、最大限月曜日の朝までは自由である。月曜日の朝の1~2時間、永田町徒然草を書けばよいからだ。その時に永田町徒然草を書かないからといって別にペナルティがある訳ではない。しかし、これは自分自身に課していることである。……

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11月28日   私の闘いの現場

No.1355

今週も今日で終わりだ。白川勝彦法律事務所の仕事のひとつ、債務整理は毎月月末が忙しくなる。月末を債務返済日にしている人が多い。「いままでは何とか払えてきたのだが、今月の返済はできなくなった」ということで駆け込んでくるのである。理由が何であれ、“思い立った日が吉日”と私は考えている。……

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11月27日   政治主導とは…。

No.1354

私は長期政権党であった自民党の衆議院議員であった。 同じ国会議員でも衆議院議員は、“代議士”と呼ばれる。代議士。私はこの言葉が好きであった。大臣や政務次官に何度かなったが、“大臣”“政務次官”などと呼ばれてもあまりピンとこなかった。「大臣だろうが、政務次官であろうが、私はなによりもまず代議士なのだ」という意識が強かった。……

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11月26日   百花斉放 百家争鳴

No.1353

国民の8割以上が賛意を示しているからなのだろうか、事業仕分けについての批判はほとんどない。ところでいま精力的に行われている事業仕分けは“事務的”な事業仕分けなのだろうか、それとも“政治的”な事業仕分けなのだろうか。最後は行政刷新会議という偉いところで政治的に決められるとか言われている。ただし、事業仕分けチームが行った結果は最大限尊重されるとも言われている。そうすると事業仕分けの作業に携わっている政治家の立場はいったい何なのだろうか。……

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11月25日   千尋の谷

No.1352

昨日から事業仕分け作業の第2弾が始まった。どのニュース番組もこの話題で持ちきりである。そしてどの局も賛成の立場で報道している。私に言わせれば“大甘”だ。
 しばらく忘れていたが、小さい時お袋から教えられた
     「獅子は我が子を千尋の谷に突き落とす
ということわざを思い出した。国民が民主党政権を作ったのだ。なんで遠慮をする必要があるのだろうか。マスコミは何かを恐れているのだろうか。それとも権力に迎合しているだけなのだろうか。そうだったら自公“合体”政権に対する姿勢と同じだ。……

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11月24日   我々が「人民」だ。

No.1351

昨日、NHK-BS放送だったと思うが、ライプチヒの平和の行進についての番組があった。それは、ベルリンの壁崩壊の1ヶ月前にあった、東ドイツの市民運動であった。この事件後ホーネッカー議長は退陣を余儀なくされ、ベルリンの壁は崩壊した。この運動の指導者たちは、あくまでも平和的手段に拘った。政権打倒などとは言わずに、“国民との対話を”をスローガンにした。そして、体制側の人間も「我々が“人民”である」という民衆に逆らうことはできなかった。……

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11月23日   竜頭蛇尾

No.1350

NHK大河ドラマ「天地人」が昨日終了した。舞台が私のかつての選挙区だったので、最初のうち(3月ころまで)はかなり真面目(?)に見たのだが、途中からは時々となってしまった。主人公の直江兼継の出生地は、私が生まれた十日町市の隣の町の六日町である。六日町は町村合併で南魚沼市となった。直江兼継が上杉景勝と移り住んだ春日山城は、かつての新潟4区(現新潟6区)の中心都市・上越市にあった。……

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11月21日   政治的論争の特徴

No.1349

今週も今日で終わりだ。振り返ると1週間もけっこう長い。今週は4夜続けて会合があった。どれも意味のある有意義な会合であった。どの会も夜の10時頃まであったので、自宅に帰るとちょっとテレビを見るくらいで寝てしまう。
   そうすると、永田町徒然草を書くのは朝起きてからだ。こういう場合、テーマはまだ決まっていない。前日のニュース報道を見ている場合もあれば、ほとんど見ていないときもある。出かけなければならない時刻から起きた時刻を差し引いて、その日の永田町徒然草のテーマと長さが決まってくる。……

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11月20日   脚下照覧

No.1348

いま、都心では明らかにタクシーが過剰である。夜になると、空きタクシーで溢れている。空きタクシーが多く、交通がスムーズにいかないのである。繁華街では、タクシー公害などと言われている。そんな状態だから。タクシーを拾うのに苦労はしない。

ところが、昨日珍しいことがあった。空きタクシーに手を挙げたのだが、無視され、通り過ぎて行ったのだ。こういうことは滅多にない。それが一日に2度もあったのだ。2台とも、優良タクシーといわれている黒のタクシーであった。……

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11月19日   仕分け人と仕掛け人

No.1347

西高東低の季節となってきた。私が育った新潟県は、冬になると雨や霙(みぞれ)や雪がよく降った。関東のようにカラッと晴れる日は滅多にない。カラッと晴れても根雪があれば、関東のようにはいかない。いちばん顕著なのが自動車の使い勝手である。積雪が50~70㎝ともなれば、かつて自動車はもう使えなかった。戦後自動車が普及する中で、雪のため自動車が使えなくなることは大きなハンディキャップであった。積雪・豪雪地帯で、道路の無雪化は大きな悲願であった。……

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11月18日   魁皇800勝

No.1346

大関魁皇が幕内での800勝を達成した。上には807勝の千代の富士、802勝の北の湖がいるだけとなった。たぶん魁皇は両横綱の記録を塗り替えることができると思う。魁皇ファンである私としては、ぜひ達成してもらいたいと期待している。このことに関して元大関栃東が「魁皇関はそもそも横綱になっていた人なんですよ」と言っていた。もし横綱になっていたらこんな大記録を達成することはできないであろう。人間万事、塞翁が馬である…。

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11月17日   GDP年4.8%増…!?

No.1345

今日は論じなければならないテーマがいろいろある。日米同盟、普天間基地移設、アフガニスタン支援、経済対策、治安、世論調査等々である。永田町徒然草は一話一題を原則としているので、とても全部は論じきれない。昨日の事もあるので、不得手な経済問題を取り上げる。昨日内閣府は09年7月~9月期の国内総生産の1次速報値を発表した。夕刊各紙には“GDP年4.8%増”などといった見出しが躍(おど)っている。……

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11月16日   無い袖は振れない。

No.1344

昨日から大相撲九州場所が始まった。大相撲の世界では、“今年納めの九州場所”といわれる。果たして誰が優勝するのだろうか。大相撲が開催されている時は、テレビを見るのが私の楽しみである。会社の会計年度は4月→3月というのが多いので、これから年末にかけて“今年納めの働き時”になるのだろうか。会社勤めの経験がないので私には分からない。国の会計年度も4月→3月なので本来ならば会社と同じの筈なのだが、国会ではやはり12月末の予算編成が大仕事となる。政権交代があって今年の年末はどうなるのであろうか。……

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11月14日   戦略と戦術

No.1343

昨日オバマ米大統領が来日した。私の事務所も自宅もオバマ米大統領がいるところからそんなに離れてはいない。しかし、街には警備の警察官が多数立ち、オバマ米大統領はテレビ画面で映し出されるだけである。オバマ米大統領の誕生には多くの日本人も熱狂した。アメリカの政府関係者がこのことを知っていたら、もう少し違った歓迎やイベントがあってもおかしくないと思うのだが…。革命の熱狂は、いつも役人どものやり方で鎮静化されていく。これはどの国でも変わらないようだ。……

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11月13日   奉祝 天皇即位20年

No.1342

東京の道は、昔ほど混んでいない。かえって地方都市の方が混んでいることさえある。この前、福岡市に行った時そう思った。大阪にはしばらく行っていないが、東京より大阪の道の方が混んでいるといつも思っていた。巨額のお金と長い年数はかかっているのだが、東京は交通のネックとなっている所を解消するために、何だかんだと言われているが工事をやってきたからである。建設省(現在は国土交通省)の本庁があるところだからであろう。まさに“帝都”なのだ。……

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11月12日   民衆革命と民衆

No.1341

私は今回の政権交代を“民衆革命”と位置付けてきた。ネットの世界で人気のある植草一秀氏は確か“平成の無血革命”と呼んでいる。この外にも、いろいろな命名があるのだろう。政権交代など、ほとんどの国ではごく普通に行われていることである。しかし、総選挙で政権交代そのものが中心的なテーマとなり、わが国では今回が初めて成就したのだ。初めてのことを目指すのであるから、私はあえて民衆革命と呼んだのだ。……

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11月11日   疎外…。

No.1340

このところ大きな事件が動いている。白川サイトは、政治的事件を論評することが眼目である。だから滅多に社会的事件は取り上げない。それにしても毎日大騒ぎされるような事件が起こるのは何故なのだろうか。日本という社会が病んでいるというのは簡単である。評論家やコメンテーターとしてはそれで済むのだろうが、それでは本当の評論にはならない。日本の何が病んでおり、その原因は何であり、どうしたらその対策となるのか。それが問題なのである。……

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11月10日   ベルリンの壁の崩壊と…。

No.1339

ベルリンの壁が崩壊してから昨日は満20年であった。私たちの世代にとってベルリンの壁の崩壊は特別の意味をもっていた。私たちの世代は、イデオロギーの対立と無縁で青春を過ごすことができなかった。左右のいずれの陣営に立とうが、イデオロギーを意識せざるを得ない時代だったのだ。ベルリンの壁の崩壊は、イデオロギーの崩壊を象徴する出来事だったのだ。……

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11月09日   ゆったりとした休日

No.1338

全国的に穏やかな日が続いているようだ。久しぶりにのんびりした週末を過ごすことができた。土曜日、午後4時頃には仕事が終わった。それからこの永田町徒然草を書き始めるまで、好きなように過ごした。時間を噛み締めるように私は休日を過ごした。……

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11月07日   週末について

No.1337

今日は土曜日。私にとっていちばん嬉しい日である。もちろん白川勝彦法律事務所の仕事はあるが、遅くとも夕方までで終わる。それから月曜日の朝までに永田町徒然草を書くこと以外、どうしてもやらなければならない事はない。永田町徒然草は日曜日にお休みをいただくことにしたからである。最大限1日半も拘束されないなどということは、私の人生であまり無かったのである。楽しい週末の始まりである。……

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11月06日   松井秀喜の快挙

No.1336

私は中学時代、野球部に入っていた。にもかかわらず野球番組はほとんど見ない。野球の試合は時間がかかり過ぎる。長い間、娯楽として野球をそんなに長く観ることができない状況の生活をしてきたからである。昨日の大リーグのワールド・シリーズも観ている時間はなかった。それでも松井秀喜選手が大活躍したことは嬉しかった。イチローと松井が大リーグに行ってから、日本人選手の大リーグの動向がニュースで放映されるようになった。それは少しおかしいのではないかといつも思っているが、昨日のことは仕方ないと思う(笑)。……

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11月05日   権力に処する術

No.1335

最近永田町徒然草を書くことが重くなった。政権内部や民主党から伝わってくるニュースには、“それは良いぞ!!”という思われることが少ない。それより“あまりぞっとしないなぁー”と思われることが多いからだ。別に挫折感を覚える程の事じゃない。そもそも民主党や社民党や国民新党などに多くの人々は尊敬や畏怖の念など抱いていないであろう。「国民の生活が第一」ということで彼らは権力の座に就いたのであるから、国民の意思に反することなど実行できる筈がないからである。彼らもそれほど無知ではないし、傲慢でもないであろう。……

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11月04日   『永田町・権力の興亡』

No.1334

11月1日から3日間にわたり放映されたNHKスペシャル『永田町・権力の興亡』を見た。それなりによく考えて作った番組ではあったが、現代史の検証番組としては少しお粗末だった。政治家の証言だけで歴史を語ることは危険である。政治家が己の行動について発言するとき、残念ながら自分の立場を離れられないからである。そもそも、政治家は己の立場からしか政治を見られないのである。そして、己の行動をどうしても美化しようとするのである。……

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11月03日   文化の日に思う。

No.1333

今日は文化の日。いまほど国民の祝日がなかった私の子供の頃、もっとも祝日らしいお休みだった。私たちが“文化の日”というと、明治生まれの親父は“天長節”だと頑強に言い張っていた。元々は明治天皇の誕生日をお祝いする祝日だったのだ。天皇誕生日が国民の祝日となったのは、これが初めてであろう。……

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11月01日   石の上にも3年

No.1332

今年も11月となった。あと2ヶ月で今年も終わりだ。
   ところでこの11月で永田町徒然草を“原則として”毎日更新するようになって満3年となった。3年前、自公"合体"政権は盤石のように見えた。小泉首相の後を継いだ安倍首相は、得意げに“憲法改正を内閣の使命とする”と宣言した。一人のリベラリストとして、右翼反動の安倍首相に憲法改正をさせることなど容認できなかった。『月刊マスコミ市民』に頼まれて、私は憲法改正問題講座「昭和憲法とは!?」の執筆を始めた。これと相まって白川サイトを再開したことにより、私の政治活動がまた始まった。……

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