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月別アーカイブ: 2013年07月

07月27日   敗れし者に敬意を!!

No.1596

参議院選挙が終わって、1週間が過ぎた。永田町徒然草の多くの読者は、やり切れない想いこの週を過ごしてきたのではないか。その証拠に、選挙期間と同じくらいの多くのアクセスがあった。しかし、私も心の整理ができていないので、読者の想いに応えるようなものがアップできなかった。こういう結果になることは、政治が分かっている者ならば、ほぼ予測できたのだが…。

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07月22日   闘い済んで、日は登り…。

No.1595

参議院選挙の最後の議席が決まったのは、22日の午前4時ころであった。比例区の最後の議席は、民主党で決まった。消費税騒動で民主党から離党し、結党された“生活の党”も“みどりの風”は、選挙区でも比例区でも議席ゼロであった。政治家としては、両党から立候補した者の方が筋が通っていると、私は思っている。多くの国民には、民主党と同じように見えたのであろう。しかし、それでは味噌も糞も同じということになる。……

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07月21日   最後の落ち穂拾いを。

No.1594

いま、テレビやインターネットで開票得票をみているところだ。大勢は決したが、いくつかの選挙区と比例区の結果に注目している。まあ、参議院選挙全体からみれば、落ち穂拾いのようなものだが、そこに、今回の選挙の問題点や希望があるからである。これだけ厳しい結果がでると、ひとことで総括など、とてもできる筈がない。多くの人々が、同じような気持ちでこのサイトにアクセスしてきたと推察するが、もう少し時間を頂きたい。……

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07月20日   投票箱が閉まるまで。

No.1593

長い間、私は選挙というものに携わってきた。そして、多くの人々に投票のお願いをしてきた。私自身への投票をお願いすることもあったし、私が推薦する候補者への投票をお願いする場合もあった。全力で闘いきり、選挙運動最終日の打ち上げを行うと、後は静かに結果を待つことにした。「人事を尽くして天命を待つ」というタイプだ。あまり“しつこい”ことを言うのは、好きではなかった。……

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07月19日   自民、画竜点睛を欠く。

No.1592

マスコミは、昔の大本営発表のように「自民党圧勝」の報道を繰り返す。そんなにラッパを吹かなくとも、野党の選挙態勢をみれば、そのようになると、大方の国民には既に分かっている。報道価値のないことをこのように大々的に流すのは、「結果の分かっている選挙にもう行く必要はない」と煽っているのかと、疑いたくなる。マスコミは使命は、今回の選挙で何が争点なのかを明らかにすることである筈だ。日本のマスコミは、もう完全に腐っている。……

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07月15日   三連休のプラ・マイは… !?

No.1591

7月の三連休も、今日で終わる。この三連休が参議院選挙にどう影響するのか、私には不安だった。多くの国民が行楽などに出かけると、政府・与党側に有利に影響するというのが、選挙関係者の間では普通の見方である。しかし、今回の連休は、憲法改“悪党”にとって相当な打撃を与えた、と私は見ている。これは、私の希望的憶測だけではない。各種の世論調査に、ハッキリとその傾向が現われている。なぜ、そのような傾向が出たのか。……

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07月13日   憲法改“悪党”との戦い

No.1590

参議院選挙も、いよいよあと1週間となった。それにしても、連日の猛暑・酷暑である。暑さには強い私でも、さすがにかなりバテている。こんなことは言っていられないのだが…。今回の参議院選挙は、本当に大事なのだ。今日も、日本テレビで各党の討論があったが、「憲法を国民のものにするために、憲法96条を改正する必要があるのだ」と、自民党・日本維新の会が主張していた。憲法に敵意をもっている者が、そういうのだ。まさに、噴飯ものである。……

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07月06日   自由を、しからずんば死を。

No.1589

いつものとおり、今日も私は、白川勝彦法律事務所に出勤した。土曜日にもかかわらず、今日は多くの来所があった。債務整理の仕事を通じて、自信をもって言えることだが、わが国の景気など、少しも良くなっていない。安倍首相や自民党の支持が高いのは、アベノミクスで景気が良くなるという憶測であり、期待である。どう憶測しようが、自民党に何を期待しようが勝手であるが、マスコミがかき立てる希望的観測などで投票を決めるのは、いい加減にした方が良い。専門家に言わせれば、アベノミクスなど、とうに化けの皮が剥がれているのだ。……

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07月04日   参議院選挙、公示。

No.1588

今日、参議院議員通常選挙が公示される。7月21日が投開票日である。今回の選挙は、率直にいってあまり盛り上がっていない。しかし、今回の参議院選挙は、戦後でいちばん重要な参議院選挙といってよいであろう。自公“合体”政権は、憲法改悪を現実のものとするため、参議院でも憲法改悪派で3分の2以上の議席を占拠しようとしている。彼らの目論見どおり憲法改悪派がその議席を占拠すれば、まず第96条の憲法改正条項が改悪されることになる。その改正条項が改悪されれば、あとは一瀉千里、昭和憲法が目指した自由主義体制が崩壊してしまう。今回の争点は、この一点にある。……

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07月01日   憲法を守る力は国民にある。

No.1587

戦後政治の分水嶺としての憲法

戦後の歴史を省みるとき、憲法に対する態度はひとつの大きな分水嶺であった。憲法改正を唱えるグループは保守勢力と呼ばれ、これに反対し憲法を護ると主張する勢力は革新と呼ばれた。「保守」と「革新」という対立軸を誰が付けたのか私は知らないが、きわめて意味のある正しい対立軸だったと思う。前号でみたように憲法改正を特に強く主張する者は、右翼反動であった。右翼反動は保守反動とも呼ばれてきた。……

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