月別アーカイブ: 2013年10月
10月26日 もっとひどい台風が…。
No.1614
10月に入ってからの私の最大の関心事は、特定秘密保護法案であった。永田町徒然草でも、特定秘密保護法案について何度か書いた。真正面から論じなかったのは、リベラルな精神の持ち主なら、こんな法案は論じるまでもなく受け容れられないシロモノだからである。また、特定秘密保護法案の問題の本質を理解しようとしない人々や、理解できない人々は、誰がいくら真面目に論じても、そもそも議論の中身に入ってこないと思うからである。……
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10月19日 ドンドン決めりゃ良いのか!?
No.1613
アメリカの債務問題に振り回された1週間であった。多くの人々が、そして私も予想していたように、結局は、最後に妥協が成立した。しかし、オバマ米大統領は、簡単に妥協しなかった。共和党は、オバマケア(国民医療保険制度)の変更を強く求めた。私が指摘しておいたように、これはオバマ米大統領と国民との約束なのであるから、そう簡単に妥協できるシロモノではないのだ。リベラルなオバマ米大統領にとって、貧困者に最低限の医療を保障する政策は、譲ることのできない理想なのであろう。……
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10月13日 口約は、公約 !?
No.1612
アメリカにおける政府と議会の対立で、世界中の市場の動きが不安定な1週間であった。不安定であることは確かだが、アメリカの債務不履行(デフォルト)が現実になるとは、世界中の投資家は思っていないようだ。もし、現実化すると少しでも考えているならば、すでに世界市場では大暴落が始まっているだろう。アメリカの政府も議会も、デフォルトするほど愚かではないと、世界中が思っているのだ。……
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10月05日 鬱陶しい不気味な気配
No.1611
安倍首相が消費税を来年4月から8%にすることを“決断”したのは、10月1日であった。それ以来、天気はカラッと晴れないし、株価も低迷している。4日で500円近く落ちている。天候の方は、台風の影響だ。株価の方は、アメリカの予算不成立も影響している。だから、消費税の増税と関係ないという人もいるだろうが、私は、そうは思っていない。権力者は、天変地異や世界情勢に対しても、無責任ではいられないのだ。それが、権力者というものの宿命である。……
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