『おはよう世界』について
08年11月29日
No.1004
今朝の東京は、すこぶる良い天気だ。こういう日を小春日和というのだろう。今日も私は事務所に出ている。土曜日も仕事というのは毎週のことだが、土曜日にもかかわらず午前10時過ぎに事務所に出るというのは珍しい。事務所のこのパソコンでないと永田町徒然草をupdateできないからである。
ムンバイのテロは鎮圧されつつある。今朝のニュースで死者は140数人と言っていた。その中にテロの犯人たちは含まれているのだろうか。テロの背景やテロ集団に関する報道は、いまのところ未だほとんどない。早く事実の全容を知りたいものである。一方、バンコックの空港占拠の方は収まる気配がない。今年の春にバンコックを訪問しただけに、こちらのニュースも気掛かりだ。流血の惨事が起こらないことを願う。国王陛下も心を痛めていることであろう。
自宅でWWWを見られないと、何とも手持無沙汰である。しかし、地デジ放送とBS放送が見られるようになったのでなんとか無聊を凌いでいる。BS放送以外で、NHKは『おはよう世界』をやっていない。『おはよう世界』は良いニュース報道番組である。世界各国のテレビニュースが見られる。NHKの地上放送は、くだらない番組が実に多い。映像をNHKは持っているのだからアナログだろうが地デジだろうが、地上波でも流すべきであろう。私が郵政族だったら絶対にそうさせているであろう。私はそのくらいの力を持っていたつもりである。
NHKの視聴料の徴収率は減っている。それは嘗ても今日でも大きな問題である。たぶん永久の課題であろう。その唯一の解決策は、NHKが質の高い番組を放送することである。NHKでなければ見られない番組を作り、放送することである。NHKに作る力がなかったら、質の高い番組を買ってでも放送することである。『おはよう世界』などは、著作権処理をした上で放送しているのであろう。はたしてNHKの『おはよう日本』を買って放映させて欲しいという外国の放送局はあるのだろうか。『おしん』が世界中で放送されたではないかいう人がいるが、あれはほとんど外国の放送局がODAなどの予算を使い只で放送できたのだ。わが国のソフト産業は弱いのである。
それでは、また。