狂ったことと闘うとは。
17年09月03日
No.1931
この数日、私の心は重かった。前回の永田町徒然草で「いま世界はおかしくなっている」と書いたが、これを受けて、何がおかしくなっているのか、その“さわり”くらいは書いておこうと思っていたからである。そうでないと、トランプ大統領のツイッターと同類になってしまう(笑)。
そういうつもりでニュース報道を見ていたのだが、入ってくるニュースは、どれもおかしいなんてもんじゃなくて、狂っているのばかりだ。政治は、人間がやるものだ。特に、権力を持っている者が、間違った考えをもってその権力を行使すると、単なる誤りを超えて、狂ったものになる。トランプ大統領の言動など、その典型だ。
今日は日曜日なので、ニュース報道番組を見た上で何か書こうと思っていた。フジテレビの『報道2001』など、論者が噴飯モノの発言をしている。私が比較的
そうこうしている内に、私はまた寝てしまった。カナダで行われいるU18の試合結果が気になっていたので、ヤフーニュースを見にいったら、北朝鮮が地下核実験をやったらしいとの記事があった。NHKのチャンネルを点けたら、安倍首相以下、例の大騒ぎだ。言うこと、やることはいつもの通り。“命懸けで国民生活を守る”というのならば、口で言うだけではなく、もっと本気で動かなければダメだろう。
前回の永田町徒然草は、「自分が出来ることを着実にやる」と書いたが、私たちがやれることとは、一体何であろうか。それは、おかしいと思ったら「おかしい」と言うことである。それが、わが国の政治を変え、狂った世界の政治を変える。しかし、狂った連中と付き合うのは、実に“しんどいこと”なのだ。
だから、私が狂ったことに一々付き合うのは、期待しないでほしい。皆さん、出来るところで、出来ることをやって欲しい。いま、表面は静かだが、反安倍のポテンシャルは非常に強く大きい。それは、白川ネットの数字を見ていると良く分かる。最大の理由は、安倍首相が何も変わっていないからだ。国民は、そこの処をよく見ている。希望はある。
今日は、このくらいにしておこう。それでは、また。