ああ無題
08年09月30日
No.946
昨日、私は久しぶりに長袖のワイシャツにネクタイを締めて出かけようとした。実に2ヶ月ぶりのことである。それでも玄関を出るとブルッとした。部屋に戻りブレザーを着て出かけた。クールビズなるものが流行ったので、半袖の開襟シャツ・ノンネクタイで一向に構わなかったのであるが……。この寒さは、いったい何なのだ。普段は注意して気象情報をみるのだが、この間その時間もなかった。たぶん接近しつつある台風が影響しているのであろう。
300の小選挙区から立候補を予定している自民党候補者は、きっと同じような思いをしていると思う。しかし、なぜ強い逆風が吹いているのか分からないようでは、その政治的センスが疑われる。自公“合体”政権はこの数年間好き勝手なことをやってきた。冷たい風に晒されるのは当り前のことである。自業自得である。呑気に構えていられるのは、小泉家の四代目くらいであろう。それは共産党の立候補予定者しかいないからである。民主党の立候補予定者がいなかったのは、どうしてなのだろうか。
自民党のシナリオは、こんな筈ではなかった。度派手な総裁選で盛り上げ、麻生首相の人気でもっと楽な選挙をやれると思っていた。そうは問屋が卸さない。国民もバカじゃないのだ。昨年の参議院選挙を思い出せば分かりそうなものだが…。中山成彬国土交通相の日教組発言もそうである。自公“合体”政権は社会保険庁の自治労批判をした。そんなものは少しも効果がなかった。不良品が大量に出たのは、労働組合が強いので仕方がなかったと弁明した会社があっただろうか。そんな言い訳が通用するだろうか。
良かれと思って社長になってもらった社長のやること・なすことがこれまた頓珍漢である。この社長は会社に対する国民の厳しい目線をまったく解さない。社長になって有頂天である。こういうバカな社長をいると現場のセールスマンは苦労する。しかし、それも自業自得である。良かれと思って自分たちで選任したんだから。会社が倒産するときは、こうしたものなのであろう。もって瞑すべし。
ライバル会社が倒産するからといって、同業他社の業績が良くなるとは限らない。その業界の商品やサービスに対する需要そのものが無くなっている虞もある。そんな中で自民社の専属下請・公明社だけがいやに強気である。自民社が倒産しても民主社の専属下請になればよいと考えているようである。自民社も舐められたものである。昔の人は、“庇(ひさし)を借りて母屋を取る”といった。昔の人がいうことには無駄がない。間違いがない。私たちはもっと賢くならなければならない。
それでは、また。