初めはすべて困難
09年12月04日
No.1359
今日白川サイトのホームページのアクセスカウンターが270万ヒットを超える。250万ヒット達成が2009年8月26日であったから、20万ヒットに3ヶ月ちょっとかかった。政権交代という大きな目標を果たしたのだから、特に何らかの“願掛け”をするつもりはない(笑)。
毎日のアクセス数は戦いの最中とそんなに変わってはいない。しかし、長い間白川サイトを見てきた方々は、私が以前のように"嬉々(!?)として"永田町徒然草を更新していないと感じている筈である。そう、確かに重いのだ。その原因はいろいろとある。自公“合体”政権は毎日毎日叩きたいことをやってくれた。だから毎日のテーマには事欠かなかった。いまは自民党や公明党のことがニュース報道に載ることさえ少なくなった。“池に落ちた犬は叩け”か“叩くな”かは、人によって異なる。
新しく誕生した政権に問題がない訳ではない。万事が順調に進捗する筈がない。民主党や鳩山内閣の問題点を叩こうとすれば、毎日の話題には事欠かない。しかし、それは私の政治的立場ではない。国民がせっかく成し遂げた政権交代を実のあるものにすることが重要である。そのために微力を尽くすことがいまの私の仕事と肝に銘じている。だが外野からその役割を果たすことは意外に難しいのだ。難しいことではあるが、誰かがやらなければならないのである。
政権交代実現のために論陣を張ってきた方々の論調もさまざまである。新しく誕生した政権とどう向き合ったらよいのか苦労しているようである。政権交代を成し遂げた国民も、政権とどう付き合ったらよいのか戸惑っているようだ。それはネットの論調を見ていても窺える。だから、ネットを見ていてもあまり面白くないと感じるのは私だけなのだろうか。ネットの世界も、“三日見ぬ間の桜かな”である。
だがこんなことは不思議でも何でもないことである。「初めはすべて困難である」に尽きる。マルクスの『資本論』冒頭の言である。私は新しいことを始めて困難に直面した時、いつもこの言を思い出してきた。
だがそう言っているだけで何もしなければ、新しい局面などは開けてこない。基本に従い為すべきことを忠実に行うことである。そう、“倦まず弛まず”にだ。そうすれば必ず展望は開けてくる。私も300万ヒットを超えるまで頑張ってみよう。
それでは、また。