老練な革命家…!?
09年12月09日
No.1363
今日も1時間でこの永田町徒然草を書きあげなければならない。そんなことなら毎日の更新を止めた方が良いのかもしれないが、もう暫(しばら)くは続けていこうと思っている。意地ではない。義務感でもない。私が生きているということの証明がしたいのだ。
白川サイトのホームページには「友へ 友よ」とある。これが、白川サイトを再度立ち上げた時のキャッチフレーズである。自公“合体”政権との戦いが激しくなり、政権交代が具体的課題となった頃から、ちょっと政治的サイトになり過ぎた嫌いがある。
政権交代ができたのだから、原点の「友へ 友よ」に戻っても良いのだ。しかし、民主党を中心とする内閣は、その政権運営があまりにも“ぎこち”なさ過ぎる。だから、ついモノを言いたくなるのだ。それに、『翔べ! 鳩山由紀夫』を出版した責任が私にはある。なんとか政権交代の実を果たしてもらいたいという気持ちもある。
隔靴掻痒(かっかそうよう)の感は已むを得ない。「菊根分け 後は自分の土で咲け」というのが、偽りのない心情である。
もうひとつ、大きな理由もあるようである。それは、私が年をとったということである。実は、今朝も6時半には起きていたのだ。お粥の朝食を食べ、例の風呂に入り、何だかんだの雑事をしているうちに、9時近くになってしまったのである。
昔は、こんなことなど無かった。やらなければならない事は、何を措いても直ぐ行うことができた。それが若さというものである。
平成21年度第二次補正予算のことで、菅直人副総理と亀井静香郵政民営化担当相が激しくなじり合ったと報道が伝えている。このことを聞いて、私は彼らも年をとっているのだと思った。亀井氏は私よりも10歳年上である。菅氏は私より1歳年下である。7兆円の中の1000億円くらいで怒鳴り合うことはないだろう(笑)。
老練な政治家という人はいるが、“老練な革命家”など余り聞いたことがない。いま、わが国は民衆革命の途上にある。革命というのは、若い人でなければやり遂げることができないのだ。出でよ、若い革命家たちよ。
それでは、また。