ひとつの"文化力"…!?
09年12月14日
No.1367
今日は朝早く出張に出かけなければならない。昨日の日曜日、夕刻から午後12時近くまで私はほとんどテレビを見ていた。久しぶりに見応えのある番組があったからである。こういう日は珍しい。何を見たかを書き始めると長くなってしまう(笑)。だから、それについては触れないことにする。
出発が早いので、眠る前にこれを書いておく。最近私は仕事以外で、外で時間を過ごす事が少なくなってきた。これまでは自宅で時間を過ごすことなど、“もったいなくて”とてもできなかったのだ。家に帰るのは、ヘトヘトになって眠るためだった。政治活動をしていた時は、そのような生活スタイルは已むを得なかったのだ。その惰性が、長く続いていたのである。
仕事でなくとも外で時間を過ごすことはもちろん楽しい。有意義でもある。だからそういうことを止めようとは思わないが、どうしても“そうしなければならない”とは思わなくなった。自宅で好きな事をやることは、けっこう楽しいものである。齢64歳にしてこんなことに気が付くなんて、やはり私は特殊の人生を過ごしてきたのだろう。いや、政治家という特殊の職業を選択したのだから、その生活は普通であってはならないと粋がってきたのだと思う。
さて、自宅で過ごす時間が長くなると、面白いテレビがどうしても欲しくなる。ところが、いつも言っているように面白いテレビ番組は少ない。何が面白いかは、人によって様々であり、論じ始めるとけっこう難しくなる。しかし、昨日のようにテレビを見ていたために永田町徒然草を書く時間が無くなるなどということは珍しい。このように思っている人は、けっこう多いのではないだろうか。面白い番組を作るというのは、ひとつの“文化力”なのであろう。新しい政権は、面白い番組のある国を作って欲しい。
それでは、また。