国政の仕分け作業
09年12月15日
No.1368
昨日は午前7時に家を出て、夜10時10分に帰ってきた。さすがにバタン・キュー。今朝は7時半に起きた。今日は永田町徒然草を仕上げる時間が1時間も無い。
ところで、永田町は火が点いたようである。マスコミは嫌に煽(あお)っている。昨日買った週刊誌には、「鳩山首相1月辞任」と大々的に打っている物もあった。
個々の問題に触れる余裕はないが、わが国のマスコミとはいったい何なのだろうか。自公“合体”政権が悪行の限りを尽くしている時、政策的にはあまり批判をしなかった。ところが、自公“合体”政権がヤバそうになると必要以上に煽りたてた。
つい最近でも“事業仕分け”については異常に煽り立てたが、その批判は皆無だった。いま政治家が本当にやらなければならない国政の“仕分け作業”をしているというのに、混迷とか迷走と囃(はや)したてる。こういうマスコミとどう付き合っていくかも、国民はよくよく考えなければならない。
もうひとつ、マスコミは陰に陽に小沢一郎民主党幹事長を持ち上げている。小沢一郎というカリスマを作ろうと画策しているようにさえ見える。小沢事件を巡る今年3~5月のあの騒ぎは、いったい何だったんだと言いたくなる。
昨日、小沢氏が宮内庁長官の発言を巡って吼(ほ)えていた。事が憲法の問題といわれると私も何か言いたくなるが、少なくとも昨日のような小沢氏の言い振りはないだろう。冷静さを欠いている。いつも言っているように、現在の政府与党の中でかろうじて合格点を与えられるのは鳩山首相だけなのだ。そういう目で年末までの動きを見てもらいたい。
それでは、また。