年の瀬
09年12月24日
No.1376
鳩山内閣の予算編成作業が大詰めにきている。いろいろと言いたいことはあるが、出来上がってから言った方が良いであろう。ただ一つだけ言えることは、私が毎日対面している依頼者や相談者の人たちには“国民のための予算”で助かっているというモノは残念ながら殆どない。今回ただ子供手当だけは貰える人には恩恵がある。地方で生活している人々には、ガソリン税の暫定税率が廃止されたら非常に大きいのだが…。
民衆革命を成し遂げた国民に直接恩恵がなければ、民衆は革命を実感することができない。予算でそれが出来ないのなら、おカネをかけないで革命が実感できることをやらなければならない。民主党は国民の声を聞け。国民は民主党に気軽に物が言えなければならない。どうもそのシステム・雰囲気があるようには思えない。為政者然とした人たちの「百花斉放 百家争鳴」だけだ。いま必要なのは、国民の「百花斉放 百家争鳴」なのである。