小沢プロブレム
10年01月20日
No.1398
今日は二十四節気の大寒である。ところが、今日の東京の最高気温は19度くらい4月上旬の陽気になるという。オーバーコートを着て出かけたのでは、少しオーバーである。刑事コロンボばりの愛用のレインコートは修理に出していて自宅にはない。いったい何を着て出かけてばよいのだろうか。寒さがこれで終わりということはないだろうが、確実に和らいでいくのであろう。冬来たりなば春遠からじ、である。
昨日のニュース報道は、“小沢プロブレム”とJAL更生申請受理でモチきりであった。こちらの方は、どちらもこれから試練が始まるのである。どちらも当事者たちが考えているほど問題は単純でない。当事者たちは問題の本質を取り違えているような気がする。だから私は3年前の“何とか水”の話を持ち出したのだ。松岡農水大臣は、問題の対処を誤ったために無念の最期を選ばざるを得なかったのだ。
昨年の“小沢事件”の時、民主党関係者はダンマリを決め込んでいる者がほとんどだった。“小沢事件”を検察を使った政敵抹殺と捉え、これと正面から闘おうとする者はほとんどいなかった。万事窮して小沢一郎氏は代表を辞任せざるを得なかったのである。ところが今回は少し様子が違う。いろいろな“活発な”動きがある。前回の反省に基づくものだろうか。だが、少し違うぞと私は思う。だからこうした民主党の国会議員たちの行動を含めて今回は“小沢プロブレム”と呼んでいるのである。
今日はこのくらいにしておこう。それでは、また。