鳴いて血を吐く…。
10年02月10日
No.1412
毎日、この永田町徒然草を書こうとする瞬間がいちばん緊張する。逆に、何を書こうかと考えている時間は楽しい。想いはあちこちに及ぶが、私はモノ書きでもないし、書くのはそんなに遅い方ではないが、特別に早い方でもない。従って、テーマはひとつに絞らなくてはならない。その絞り込みが大変なのだ。今朝などは4時半に起きて、いろいろなことを考えていたのだが、結局はいまになってしまった。
今日は静岡に出張なので、午前7時20分には家を出なければならない。あと30分しかない。政治的議論は、結論だけを書けば良いというものではない。その結論に至る理屈を書かなければならない。そうしなければ、読む人に賛成を求めることもできない。「政治的論争は、お互いに検証可能な言葉と事実と論理で行わなければならない」というのが私の持論だ。
永田町徒然草は、反自公“合体”政権の立場でその主張を展開してきた。自公“合体”政権は打倒された。その残党がいろいろなことを言ったり行ったりしているが、すでに公権力はもっていない。そんなものを相手にしても始まらない。新しく誕生した政権は、どう考えてもヨチヨチ歩きだ。ヨチヨチ歩きの割には、素直でないし、あまり勉強をしようともしない。こういう手合いを相手にしても、つまらない(笑)。
最近、あまり筆が進まない理由は、どうもこの辺にあるようだ。
それでは、また。