どれも調子が良くない!
10年05月10日
No.1435
連休前に引いてしまった風邪が、なかなか治らなかった。特に酷い訳ではないが、体調が本調子でないのだ。そんな状態であるから、医者には見てもらっていない。売薬で治そうとしたのだが、利くようだがなかなか完治とはいかない。なかなか体調が本格的にならない理由が、もうひとつある。それは冷房である。
連休から、天候が良くなるとタクシーでも電車でもビルでも、エアコンが冷房になる。これがつらい。私は、暑い夏でもあまり冷房が好きではない。ましてや、少し気温が高いくらいで冷房を入れるのは、好まない。くわえて、風邪気味の体。これは堪える。タクシーなどは、理由を言って切ってもらうが、電車やビルなどはそうはいかない。
土曜日、久しぶりに馴染みの雀荘に行った。そこでもエアコンが入っていた。風邪気味の体には、エアコンの空気が堪える。だからといって、エアコンを切ってくれという訳にはゆかない。できるだけ、エアコンの風が当たらない場所を選ぶしかない。友達同士だから無理を言って場所を代わってもらったのだが、それでも、完全にオフという訳にはいかなかった。天罰覿面、また風邪をぶり返し、日曜日は一日中家で良い子になって寝ていた。
調子が良くないのは、私の体調だけではないようだ。世界経済も、ギリシャの財政問題でまた暗雲が覆いだし、世界的な同時株安となっている。経済のことは良く分からないが、不景気はもう沢山だ。債務整理の依頼者の収入状態は、もう口に言うのも憚られるくらいだ。国民の生活状況は深刻である。こんな中で個人から貸し剥がしをすれば、自己破産を余儀なくされる人が多くなるのは当然だ。金融庁は、多重債務者など皆自己破産せよと考えているのだろうか。
普天間基地移設問題は、迷走状態としか言いようがない。マスコミは面白おかしく報じているが、私には“自己諧謔的”としか思えない。わが国にアメリカの海兵隊が存在する根源的理由があるのかについては、本気で考えてみる必要があるだろう。日米安保条約の現在的価値を、根本的に考える必要がある。日米同盟をアプリオリに是認していては、普天間問題は解決できない。鳩山首相の無策を批判する自民党も、現在における日米同盟の意味と役割を具体的に示す必要がある。
それでは、また。