亡き兄の49日法要
10年05月15日
No.1436
数日前、突然自宅のパソコンがインターネットに接続できなくなった。これまでにも、こういうことが何度かあった。こういう事態が起こると、私では対処できない。コンピュータ上でいろいろと接続回復の試みをしてみたが、まったく歯が立たなかった。諦めかけていたが、昨夜、諦めながらも徒然なるままにこの数日間も更新できなかったページを更新をしてみたら、突然更新できたのだ。何故そうなったのか、まったく分からない。確かに、その前にパソコンを少し動かした。それが原因なのかもしれない。いつも、インターネットは摩訶不思議だ(笑)。
インターネットとの付き合いは、10年余りになる。これまで、インターネットを通じてかなりの発言を続けてきたが、インターネットなるものは分からないという不安感…というか不確実感は、いつも付きまとってきた。私の発言そのものはインターネット上でもアナログでも変わらないつもりでいたが、ひょっとすると、この不信感というか不安定感、いつも根底にあったのかも知れない。今振り返って、そのような気がする。インターネットを利用しない人は、私がインターネットW.W.W.での発信をし始めてから「白川は変わった」と言っていた。
インターネット、W.W.W.を通じての発言は簡単だし、おカネもかからない。しかし、私の発言を見た人の反応は、現実の話・演説のようにリアルタイムでは分からない ─ そういう違いは、確かに存在する。これは慣れの問題だと思っていたが、本当にそうなのかと問われると、自信はない。インターネットを通じて発言する者は、このことを念頭に置いておいた方が良いだろう。最近、私は、これまでほどにはインターネット上の情報を見なくなった。インターネット上の発言には、そのような惧れがあるような気がしてならないのだ。
話はガラッと変わるが、今日は亡き兄の49日忌がある。土曜日だが、私は白川勝彦法律事務所に出勤しない。夫・父を亡くした兄嫁や甥姪のことは心配だが、なかなか行けなかった。また、会う機会も少ない。臨終の前後や葬儀の時は、関係者と必要以上に合わなければならないが、葬儀が済むと、意外に会う機会がないのだ。死から49日くらい後に関係者が一堂に会するために、49日忌があるのかもしれない。私の姉たちは、誰もインターネット、W.W.W.を見ない。今日は、そういう姉たちといろいろな話をする貴重な機会である。
それでは、また。