友へ
10年08月13日
No.1443
今回のお盆の帰省は、私には久々の休みである。私は休暇を兼ねて、自由に過ごすつもりであった。出かける時、自宅の机にあるパソコンを持って出ようかどうか少し迷った。しかし、結局は持って出立した。かつては、旅先でも私の想いを発信するつもりであったが、現在の心境は逆である。旅先で眠れなくなったら、パソコンで楽しむ縁(よすが)にしたいということである。地方で観られるチャンネル数は少ないからである。現に、現在投宿中のホテルでは6チャンネルしかない。
そもそも、インターネットは情報を発信するよりも、これを得るためのツールとして多くの人々に使われているのではないか。私が少し変だったのだ。Twitterを別にすれば、最近は永田町徒然草をはじめとして、ほとんど更新していない。最初のうちは後ろめたい気もしたが、最近ではそういう思いも少なくなりつつある。この心境の変化は、大きく重い。私が政治というものからこれだけ気持ちが離れたのは、20歳を過ぎてから初めてのことである。
しかし、そのような心境の中でも、私はいろいろなことを想っているし、感じている。私なりの人生を、一所懸命に生きているのだ。きっと、多くの人たちも同じなのだろう。肩に力を入れずに、いまやっていること、感じていること、思っていることを“徒然なるままに”書くことが必要なのだろう。そもそも、数年前に白川サイトのキャッチコピーを“友へ友よ”とした時、そう考えたのだ。原点に帰ろう ─ そう思っている。
それでは、また。