寒くなった…。
10年11月08日
No.1448
西高東低の季節が到来した。11月に入って東京ではかなり良い天気が続いている。有難いことだが、気象情報をみると我が郷里・新潟では雨模様とある。そういえば、子供の頃11月に入るとグッと寒くなり、寒さに凍えたことを思い出す。11月に入ると初雪が降ることも珍しくなかった。小学校で暖房が入るのは11月よりももっと遅かったような記憶がある。暖房といっても、大きな木の火鉢に炭の暖房だ。石炭のストーブの暖房になったのは、私が小学校4~5年生だった頃(昭和31・32年)だと思う。
以前にも書いたことがあるが、我が家では“11月の犬の日”まで炬燵(こたつ)が作られなかった。多分我が家が明治の初めまで神官をしていたことに原因があるのかもしれない。他所の家では炬燵が作られているのに、我が家だけ炬燵がないのは辛かった。兄弟が多いので何度か掛け合ったことが、家業が倒産するまで(昭和33年)、頑として拒否された。
しかし、家が織物業だったので他所の家にないストーブが工場にはあった。燃料は石炭ではなくて“亜炭”だった。亜炭のストーブは上手く燃やすがなかなか難しい。モノを燃やすにはコツある。私はストーブの傍に座り、亜炭を燃やすことを手伝った。
「勝ちゃんは、ストーブを燃やすのが上手いね」
と言われて得意然としていた。
ちなみに前記学校のストーブの燃料は石炭だった。
エコ、エコといわれているが、寒さを凌ぐくらいの暖房費やCO2の排出量はそれほど大したものではないと思う。しかし、無配慮な暖房が結構ある。エコも燃料費の節約も、皆が少し気を付ければそんなに大騒ぎする必要はないのではないか。
それにしても菅内閣の支持率が急落している。逆風にあまり強くない民主党議員にとっては辛いことであろう。しかし、自らの努力で凌ぐしかないのだ。
それでは、また。