歓喜迎春 平成23年(2011年)
11年01月01日
No.1453
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本格的な冬らしい天候の中、平成23年(2011年)の元旦を迎えた。新しい年をお互いに迎えることができたことを、共に喜びたい。あなたにとって、新し年が良い年となりますように。
「厳しい寒さ」とアナウンサーは言うが、雪国育ちの私には、雪景色の厳しい元旦が正月らしくて好きである。私は東京で正月を迎えたが、晴天の元旦は東京を中心とした僅かな地域だけのようである。それで良いのだ。何ごとも、最初は厳しい方が良いのだ。
65歳を過ぎた私には、来年の元旦を必ず迎えることができるという確信は、必ずしもない。来年も元旦の迎えることができたしとしたら、それは僥倖に過ぎないと思う。だから、今年の元旦の永田町徒然草のタイトルは、“歓喜迎春”なのだ。
いま日本がおかれている状況は、万事において非常に厳しい。多くの国民の生活も、厳しい筈である。私も厳しい中、平成23年という歳月を生き抜かなければならない。考えてみれば、私が生きてきた65年の人生は、いつも厳しかった。私はいつも「雲は龍に従う」と心して生きてきた。今年も、そのような決意で生きて往くだけだ。
結果は問うまい。人生の目的は、生きて往くことそれ自体なのだ。そう思うと、縁あって共に生きている人びと human being が愛(いと)おしくさえ思える。まずは、世界の平和を祈念する。朝鮮半島がキナ臭いが、絶対に戦争など起こしてはならない。平和のためには、私たちは闘わなければならない。心からそう思う。
どうぞ、今年もよろしく。