さぁ、仕事だ。
11年05月09日
No.1485
ゴールデン・ウィークも終わり、「今日から仕事だ!」という人々が多いであろう。私もその一人だ。私の大型連休は、5月3日から5月8日までの6日間を予定していた。東日本大震災が起きる前は、タイに行く予定であった。しかし、結局は何処にも行かなかった。あまつさえ5月7日(土)には事務所に出て、仕事をした。私は仕事をすることは得意だが、休みを楽しく過ごすのが苦手だ。私たちの世代の半数は、私のような人種が多いのではないだろうか(笑)。
予定していた休日が6日間だったので、途中で何処かに出かけてみようと何度か思ったが、休みだからと言ってどうしても出かけなければならない理由はない。結局は自宅で体を休めたり、テレビを観たり、スポーツジムに行ったり、友達と麻雀をしたりして6日間を過ごした。別に、損をしたとは思わない。自分の好きなように過ごす ─ 休暇とは、本来そういうものではないだろうか。
幸いにも、私にはまだ仕事があるし、仕事をやり遂げる健康もある。また、仕事をやりたいという気力もある。いまは、この状態を大切にしたいと思っている。いずれ、健康や気力のために仕事ができなくなる時も来るであろうが、いまは健康に注意し、鋭気を養い、少しでも仕事を続けられるようにしたいと思っている。まだまだ、余生を過ごすという心境でない。この休みの間、少し減量をしなければならないと本気で思い、その努力を始めた。
私の健康生活の基本は、野菜をもっと食べることに尽きる。運動もしなければならないが、もう少し体重を減らしてからでないと、きっと足腰を痛めるだろう。私の現在の体重は、90㎏である。1ヶ月前には、93㎏もあったのだ。もちろん私の体重としては、人生で最高(否、最低!!)である。少なくとも、3年前の70㎏に落とさなければならない。この前は、そのことだけに集中できたのだが、仕事をしながら20㎏も体重を落とすのは大変である。
しかし、step by step だ。いかなる困難も始めるより仕方ない。そして“はじめはすべて困難である”だ。焦らずにコツコツやるしか仕方ない。幸いにも、季節は減量にはもってこいだ。永田町徒然草の読者の中にも、減量で苦労している方もおられるだろう。これからは、時々そのことも報告しよう。
多分、これから大変な不景気になる。今回の不景気には、政府の政策の不味さがあることは確かだ。経済を本気で勉強してこなかったことを、いま大いに後悔している。しかし、経済理論だけで国民を豊かにすることは、困難なようである。正しい経済理論に基づく正しい経済政策を実行していかなければ、国民を豊かにしていくことはできない。経済政策は、理論だけではなく政治でもある。そういう観点に立つならば、多少の知識と経験がある。
今日はこのくらいにしておこう。それでは、また。