友へ(その4)
11年06月13日
No.1492
以前のように永田町徒然草を頻繁に更新できなくなったので、最近は、日曜日から月曜日の未明にできるだけ新しいモノを書くようにしている。今週も、そのつもりでいた。しかし、昨日に自宅で事務所の仕事をしていたら、これが意外に時間を費やし、纏(まと)まったモノを書く時間がなってしまった。今週も、今朝から忙しく、碌なものを書く時間はないだろう。だが、それでは、週の初めにアクセスする方々に申し訳ない。そこで、一言だけ書くことにする。
今週は、私の65歳の最後の週である。来週の水曜日(6月22日)に、私は66歳となる。60歳を過ぎると、誕生日は重い。私達の世代は、人生50年と言われて育ってきた。50歳が、ひとつの大きな区切りであった。事実、私が敬愛する多くの偉人達も、50歳以下で鬼籍に入った人が多い。50歳を何とか迎えた時、私には大きな感慨があった。50歳を過ぎると、私は何となく70歳という年齢が気になり始めた。それは、私の父も母も、満70歳で他界しているからである。せめて、父母と同じ70歳までは生きたいと思っているが、70-66=4である。
幸いにも、いまのところ私は元気であるが、健康でいることだって努力を要する年代になったということだ。今週は、65歳の最後をキチンと締め括らなければならないと思っている。そう思うと、やるべきことが実に多くあるのである。今週も忙しい! 従って、コンピュータの前には、あまり座っていられないだろう。65歳にして初めて語れることをできるだけ書き遺したいと、気持ちは昂ぶるのだが、構えるとかえって筆が重くなる。読者諸氏には、その辺をご理解いただき、今後とも宜しくお願いしたい。
それでは、また。