蝉と蟲
11年09月12日
No.1511
昨日の日曜日、私は久しぶりにゆっくりと過ごした。外出はせずに、終日自宅で過ごした。時間があったので、2回も野菜料理を作り、それで食事を済ませた。毎日こうできれば、体重は必ず減ることは明らかなのだが、そうはいかない。最低でも1食(ほとんど朝食だが)はそうしているが、残りの2食は外食だ。最近、1食は近くのそば屋でそばを食している。これは良い。残りの1食でカロリーをとり過ぎてしまうのだ。
陽気は過ごしやすかった。外からは時々、心地よい風が流れてきた。もう少しすれば、完全な秋となる。昼間は弱弱しいが、まだ蝉の鳴き声が聞こえた。夕刻、野菜の買出しに出かけた。いろいろな野菜を買いこんで帰る時、あちこちで蟲の音がした。都心でもこうなのだから、北海道から関東甲信越まで自然の多い所では、もう秋の風情なのであろう。これから1ヶ月くらいは、どこの地域でも過ごしやすくなる。
ちょうど9・11から10年目、東日本大震災(3・11大災害)から半年ということで、いろいろな局で特番が組まれていた。しかし、私はそういうモノはほとんど見ないで、ドラマや大相撲を観た。島田紳助がでない『なんでも鑑定団』の後の、『日曜ミステリー 芸者小春姐さんの奮闘記 ④乱れ桜殺人事件』は非常に面白かった。ドラマは、面白く綺麗でなければダメだ。続いて、大相撲秋場所「初日」だ。やはり、大相撲がないとダメだ。今場所は見どころが多い。
『江』→『トンイ』→『イ・サン』と続けて見る。これはもう、意地みたいなものである(笑)。それにしても『江』のあのオープニングはなんだ。あまりにも長過ぎる。毎週なのだから、4分近くは必要ない。『トンイ』も『イ・サン』の方は、筋書きよりも18~19世紀前後の風俗映像に興味があるのだ。だから、観ていても飽きない。それにしても、聖徳太子の時代のような服装が多い。18~19世紀には、日本には、宮中を除けば聖徳太子のような服装はなかった。どうして、朝鮮ではあまり変わらなかったのだろうか。
この1週間に、いろいろな出来事があった。これについて書き始めると、長くなってしまう。先にも書いたが、9・11と3・11に関連するニュース報道が多かったが、これについても述べたいことがいっぱいある。しかし、いくら論じても意味がないような気もする。どちらも「その事態が始まった時に、どう考え、どう行動したか」が大切なのである。いまさらいろいろ反省しても、もう遅いということが多いのだ。最近、私はあまり多くは論じていないが、その時々に「どう考え、どう行動すべきか」を述べているつもりだ。
それでは、また。