服喪
15年02月02日
No.1734
人の死は、いつも悲しい。戦争による人の死は、残酷であり、遣り切れないほど悲しい。イスラム国に殺害された湯川遥菜氏と後藤健二氏に、心から哀悼の意を表する。
フランス・パリの新聞社襲撃事件から始まった一連の“テロ”事件は、アメリカを中心とする有志国連合のイスラム国に対する空爆と、深く関係している。軍隊が出動しているような事態は、伝統的な語彙におけるテロの範疇では捉えられないのではないか。“テロとの戦争”と“テロとの闘い”は、明らかに違う。このことを、私たちは考えなければならないと思っている。
私の考えを述べるのは、事態の推移を、もう少し見てからにしたいと思う。今日は、このくらいにしておこう。それでは、また。