ただいま移動中(完)
08年01月08日
No.670-3
<永田町徒然草No.670-2からつつく>私は勇んで長野新幹線の車両に乗り込んだ。7号車9番D席である。グリーン車である。ところが、いくら探しいてもどこにもコンセントがない。発車して間もなくすると車掌がきた。私は車掌に「ここがコンセントのある座席ということで渡されて切符なのですが、どこにコンセントがあるのですか」と尋ねた。車掌は怪訝な顔をしてなんとなくウロウロしていた。ようやくして車掌のいうことは「コンセントが使える座席は一つしかないのです。いまそれは使われております」ということが分かった。
車掌がさらに続けていうことは、「コンピュータの電源が入れられるコンセントの付いた座席というのはないのです。電気掃除機などを使うためのコンセントがあるだけなのです。電圧の変化のためにコンピュータがおかしくなることもあるし、データが失われることもあります。そんなことでコンピュータの電源のコンセントのある座席はないのです」というものであった。そうであるならば仕方がない。電池の残っていたので文字だけは打てる。打っておいた方が自宅に着いてからupdateが早くできると思い、打ち始めた。しばらく打っていたらすぐに電源がなくなり、打っていた画像が突然消えた。
あぁ、飛ばしてしまったな!と思った。電源がなくなるのでデータが消えますよというサインが出なかったので保存をしていなかったからである。しかし、自宅に帰り電源を入れたら幸いにも残っていた。途中であったがどうしても出かけなければならなかったので、それだけupdateしておいた。いま帰ってきて書き足したところである。私がこんなことを区切ってupdateしたのは、こうした事情を報告するためである。これだけIT、ITといわれながら要するにこんな状態なのだ。せめてコンセントとインターネットの受送信ができればノート型パソコンが有効に使えると思う。多分外国のIT環境はかなり違うのだろう。
それでは、また。