興味深い“矢野告発手記”
08年07月27日
No.882
昨日の気象情報では“一雨(ひとあめ)”来るらしいといっていた。しかし、東京では一粒も降らなかった。今朝の気象情報では、新潟県や北関東地域で一雨降るらしいが、東京では当てにしない方がよさそうである。期待していて一雨がこないとガッカリするからである。今日は暑くなりそうだ。覚悟していた方がいい。事務所は休みである。事務所で避暑はできない(笑)。
私はこの土日で2本の原稿を書け上げなければならない。一睡もしないで一本目を書き上げたところである。涼しい風は窓からほとんど流れて来なかった。それでもやはり夜である。暑くはなかった。原稿を書くために8月号の『文藝春秋』の矢野絢也氏の手記を読んだ。「元公明党委員長の告発手記」――「創価学会が脅えた私の“極秘メモ”」と題する12ページもの手記である。手記には興味あることがいろいろと書いてある。
学会本部を静穏地帯に
静穏地帯とは、法律で定められた街頭宣伝活動を禁止された地域のことです。
実は昭和63年、消費税国会の頃にソ連大使館周辺で街宣活動が激しくて、国際友好上まずいという機運があった。そこで政府は、大使館に対する街頭宣伝を規制をすることにした。すると当時の自民党幹事長の安倍晋太郎氏が、ついでに国会周辺も規制しようとしていたので、私は「政党本部周辺もやってくれないか」と持ちかけ、すんなりと受け入れられた。
当時、創価学会本部には街宣活動がすごく、毎日聞くに堪えない悪口雑言が浴びせられていた。私は学会から「何とかしてくれ」といわれたので、これはいい機会だと思った。そこで、私が空中写真で党本部から学会本部が何メートルあるかをコンパスで測り、学会静穏のために、学会本部のある信濃町まで半径500メートルを「静穏地帯」にしたのだ。
これには驚いたが、さらに驚くべきことが続いて書いてある。外は明るくなり、それに伴い少々暑くなってきた。徹夜の身にはいささか堪える。続きは明日にさせてもらいたい。
それでは、また。