今年最後の3日間
08年12月24日
No.1030
今日から3日間が今年の勤務という人が多いのであろう。裁判所もこの3日間で平常の業務は終わる。あとは年末年始の休みとなる。仕事始めは1月5日が多いと思う。9日間のジャンボな休みとなる訳だが、あまり晴れ晴れとした気分で過せる休みではないようである。
私も年末年始の休暇をどのように過ごそうかと考えている。まとまった休日がとれるのはこの期間しかない。来年は政権交代が懸かった総選挙の年である。休むとしたらこの休暇しかない。思い切って海外の事情でも見て来ようかとも思っている。最近では消費者金融業者も年末年始の休暇をシッカリと取るという。債務者に対する督促も年末年始はお休みらしく、債務者も追い込まれから暫し解放されるのだという(笑)。
300の小選挙区から立候補を予定している候補者は必死であろう。まさに正念場の年末年始の筈だ。またそうあって欲しい。今回の総選挙は、どの政党やどの候補者が勝つなどというチャチな選挙ではない。政権交代が実現できるかどうかの勝負なのである。最近なんとなく政権交代は実現するとの発言をする者もいるが、私はそのような立場に立たない。政権交代は一大事である。実現するその日まで命を懸けて戦わなければならない。
その戦いの質が新しく誕生する政権の内実を決める。なんとなく実現した政権交代では大した成果などあまり期待できない。細川連立政権の誕生は、なんとなく実現した政権交代ではなかったのか。細川内閣がやったことと言えば、選挙制度の改革くらいしかなかったのではないか。その期間も11か月しかなかった。あのような政権交代では、国民は救われない。自民党はダメだが、民主党もダメだという声が圧倒的に多い。そんなことではダメなのである。政権交代は偉大なる政権の誕生でなければならない。そんなことを考える年末年始の休暇としてみたいものである。
それでは、また。