最近の私の日々
09年01月26日
No.1064
2日連続で大相撲のことを書いた。昨夜遅くのupdateだったので、今日はお休みにしようと考えた。今日は午前8時半に出かけ、自宅に帰ってきたのは午後10時40分だった。最近なんだか非常に忙しい。忙しいのには慣れているつもりだが、事務所で永田町徒然草のupdateの作業ができないのがキツい。その理由は今朝“法の庭”徒然草No.30に書いておいたので、お読みいただければ幸いである。
今晩は特に予定がなかったので、自宅に帰ってきてからニュース報道などを見た上で書こうと思っていた。だが、午後10時過ぎまで白川勝彦法律事務所は電話と来客がひっきりなしで帰ることができなかった。相談者や依頼者の置かれている状況は、聴けば聴くほど深刻である。仕事と収入が確実に減っている。しかし、多くの人々は「できれば破産したくない。自分で借りたのだからできれば頑張って返したい」という。庶民は真面目に生きているのだ。出鱈目なのは、政治家と官僚だ。政治に長く携わってきた者として、贖罪としてこういう方々の味方になりたいと私は真剣に相談に応じている。
私は具体的な問題に強い関心がある。困難な中で何とか借金地獄から抜け出したいと必死に考える人々に愛着を感じる。一緒に必死にその可能性を模索しながらアドバイスとサポートを考える。社会全体から見たらひとつの小さな問題だが、とことん考えるとそこに社会全体の影が明らかに見える。いま私にできることは、この具体的な問題を具体的に解決することである。ケースによっては、問題をほとんど解決できることもあれば、それほど捗々(はかばか)しく解決できないときもある。
どちらのケースでも私は全力を尽くす。誠意とはそういうものだと私は考える。大いなる誠意を“倦まず弛まず”貫くことが、人間ができる最後の誠実だと思っている。政治家の時もそう考えて行動してきた。弁護士の仕事でもそうしたいと考えている。私は日々充実した生活を送っている。手応えのある仕事をしていると感じている。いまはそのことに専念したいと切望している。必ず何かが見えてくる筈である。いまの日本の政治には、そのような気迫が感じられないのだ。政治家にそのことを望みたい。
それでは、また。