月別アーカイブ: 2009年04月
04月29日 愚者は語る。賢者は聴く。
No.1154
今朝、永田町徒然草を書こうと思ってコンピュータを開いたが、入力が全くできない。また自宅のコンピュータが壊れてしまった。このコンピュータは「日本製」である。最近の「日本製」には困ったものだ。白川勝彦法律事務所にあるコンピュータでこれを入力しているが、自宅のコンピュータは当分使えそうにない。ただ見ることだけはできる。これも神の思し召しなのだろう。
「愚者は語る。賢者は聴く。」
確か田中角栄が晩年使った言である。そうはいっても脳梗塞で倒れるまで、田中氏はずいぶんと語ったが・・・(笑)。
そんな訳で、永田町徒然草はしばらくお休みである。ご了承の程を。
全文を読む »
04月28日 危機にハシャぐ政治家
No.1154
豚インフルエンザでアソウとマスゾエがやけにハシャいでいる。先のテポドン発射の時も、多くの政治家が元気づいていた。私はこういう政治家があまり好きでない。信用しない。私は危機管理とか治安維持に無関心だからではない。いや普通の政治家以上の経験と関心をもっているつもりである。だから何か起こるとそれに便乗して“安心安全”などと殊更(ことさら)には元気づく(ハシャぐ)政治家を信用しないのだ。政治の要諦は、“治にいて乱を忘れず”だ。彼らはその逆なのである。……
全文を読む »
04月27日 過猶不及
No.1153
幼い頃から「過ぎたるは及ばざる」とか「過ぎたるは及ばざるが如し」という言はよく耳にした。同じような場面で、学のある人は「過ぎたるは猶(な)お及ばざるが如し」という。結局どういうことなのか。過ぎたるは及ばない(足りない)ことよりダメだということなのか。それとも及ばないよりはマシだがあまり良くないという意味なのか。貴方も聞いたことはあると思うが、結局はどうなのだろうか。……
全文を読む »
04月26日 “裁判を受ける権利”の形骸化
No.1152
のんびりとした日曜日である。外は天気が良いようだ。しかし、北海道では雪が降っているという。そのせいか、今朝起きたときにはずいぶんと寒かった。それで再び布団に入って日曜定番の政治番組を見ていたらまた眠ってしまった。日曜日なのだからご容赦の程を。……
全文を読む »
04月25日 “百年に一度”の中で…!?
No.1151
何となくゴールデン・ウィークが始まったような気配のする毎日である。本格的な仕事の日程が入らない。まるで最近の締まりのない年末のようだ。今年のゴールデン・ウィーク、私は後半だけ休みをとることにした。逆に5月2日までは目いっぱい仕事をするつもりである。今日も明日も仕事だ。……
全文を読む »
04月24日 所詮はバーチャルな…
No.1150
昨日は久しぶりにお休みを頂いた。永田町徒然草は休みであったが、私はもちろん仕事である。裁判でどうしても京都に行かなければならなかったのだ。私は朝が苦手なので、前日のうちに京都入りしておいた。久しぶりの京都であった。午後7時過ぎにはホテルに到着した。……
全文を読む »
04月22日 祝:100万ヒット達成!!
No.1149
今日の夜か明日未明にかけて『平成海援隊 Discussion BBS政治議論室』のアクセス・カウンターが100万ヒットを超える。私だけではなく、このBBSに関わってきた者にはいささかの感慨がある。この感激すべき瞬間、私は旅の空である。これもひとつの啓示なのであろう。……
全文を読む »
04月21日 哲学と政策の中間…。
No.1148
白川勝彦法律事務所の仕事を終えて一歩外にでると、私はモードは政治人間に切り替わる。そしてその結末として翌日の一篇の永田町徒然草が生まれる。夜眠るときに、明日のテーマが決まっていないことが多い。何を書いたら良いか、考えがなかなか定まらないこともある。脂汗を搾るというほどではないが、生みの苦しみはそれなりにある。……
全文を読む »
04月20日 数字で表せないマニフェスト
No.1147
日曜日とは“いいもの”である。昨日は特に宿題もなく、のんびりと過ごした。そのためか、今朝は6時半に爽やかに目覚めた。私は朝風呂派である。髭が濃いため風呂上りのシェービング、髪はシャンプーをしてドライヤーでセット。これが私にはいちばん良いのである。“斎戒沐浴して仕事に出かける”というほどのものではないが、気分は確かに改まる。……
全文を読む »
04月19日 民主党に問われていること
No.1146
今日も全国的に天気が良いようである。いうならば“日本晴れ”だ。しかし、多くの人々の心は晴れているのだろうか。私にはどうしてもそう思えないのである。国民の心が晴れるためには、良い政治が行われていることである。だから政治の究極の極意は、“爽やかな秋晴れのような社会を作ること”だと考えているのだ。……
全文を読む »
04月18日 内需システムの改革
No.1145
今日は全国的に初夏のような良い天気だという。春の行楽に出かける人もいるのではないだろうか。私はいつものように仕事である。慣(な)れっこになっているのでどうということはない。あと2週間は仕事に専念する予定である。5月3日(日)の憲法記念日からの4連休は、少し休もうと思っている。5月7日(木)と8日(金)を休みにすれば、5月3日~10日までの8連休となる。今年はそうする人が多いようである。……
全文を読む »
04月17日 渡る世間は…
No.1144
毎週木曜日午後9時からTBSで放映されていた『渡る世間は鬼ばかり』がなくなった。少なくとも木曜日、私はこれを観ることにしていたのだ。「あんなモノを!?」という勿れ。人の好みはさまざまである。しかし、ひとつだけ確かなことがある。木曜日の夜は原則として自宅にいることにしていた。『渡る世間は鬼ばかり』を観るためである。私のように気の多い人間が自宅で過ごすということは大変なのだ。・・・・・・
全文を読む »
04月16日 げに一期一会。
No.1143
一昨日、東京に久々の雨があった。そのせいか、東京の新緑は非常に美しかった。昨日裁判所に行く途中、国会の傍を通った。銀杏並木の新緑が美しかった。デジカメに撮って、即写寸言に載っけようと思った。デジカメはいつも鞄の中に入れてある。ところが、電池が入っていなかった。充電器に入れたままにしておいたのだ。何たる不覚か。……
全文を読む »
04月15日 白川勝彦の1日 (その2)
No.1142
<永田町徒然草No.1141からつづく>白川勝彦法律事務所から一歩外に出ると、私は政治モードに切り替わる。政治家としての目と耳で外界と接する。別に特別なことではない。政治にとってこの世の森羅万象が興味の対象なのである。およそ“つまらない”というモノがない。だから政治家はめでたい人種といわれるのであろう。……
全文を読む »
04月14日 白川勝彦の1日(その1)
No.1141
毎日1万を超える方々がこの永田町徒然草を訪れる。Webサイトを開設しているものとしては有難い限りだが、その責任の重さも感ぜざるを得ない。私の仕事は文筆業でない。私は法律事務所の責任者である。白川勝彦法律事務所に来る多くの人々の法律相談や事件依頼に応えていかなければならない。こういうご時世である。相談や依頼は昨年の今ごろに比べ、非常に多くなっている。……
全文を読む »
04月13日 マスターズ終幕
No.1140
今朝も午前3時30分からマスターズ・トーナメントをテレビ観戦していた。いろいろ点で見応えのあるトーナメントだった。優勝したのはアルゼンチンのカブレラだった。南米初の優勝者だという。南米では、ゴルフはあまり盛んじゃないのだろうか。ケニー・ペリーはほとんど優勝を手に仕掛かったところでそれを逃してしまった。いつも言っているように勝負は下駄を履くまで分からない。……
全文を読む »
04月12日 ゴルフの祭典で…
No.1139
私はへぼゴルファーだ。それももう数年間やっていない。それでもこの時期になると寝不足になる。オーガスタのマスターがあるからだ。これが終わってしばらくすると全英オープンだ。こんなものを見てももちろんへぼゴルファーには何の参考にもならない。しかし、へぼゴルファーでもゴルファーだ。“ゴルフの祭典”には参加しなければならない。眠いなどと言っていられない。……
全文を読む »
04月11日 春に想う。
No.1137
春めいてきたかと思ったら、一足飛びに初夏のような陽気が続いている。私の部屋から見える木々も一挙に新緑となった。私は新緑の季節がいちばん好きだ。決して美しくは見えないオブジェから新緑が芽吹いてくる。そして木々はバランスを整えたオブジェとなる。落葉樹はこのように生きたり死んだりしている。日本人はそこに“もののあわれ”や弥栄(いやさか)を感じる…。
全文を読む »
04月10日 リベラル問答
No.1137
全国的にどうかは知らないが、東京は今日も良い陽気である。TBSの「渡る世間は鬼ばかり」の放映がなくなったので、春の陽気に誘われて昨夜も渋谷にふらふらと出掛けてしまった。今夜はテレビ朝日の「必殺仕事人 2009」が放映される。どうこうという番組ではないが、夜の巷を徘徊することだけは防止してくれる(笑)。…
全文を読む »
04月09日 政治事件としての小沢事件は…
No.1136
昨夜も仕事が終わったのは、午後9時過ぎだった。今日は法廷もなく少しゆっくりできるので、久々に私のホームタウン渋谷に出かけた。多くの人が渋谷の街に繰り出していた。まさに“春宵一刻値千金”。今日は全国的に日本晴れ。初夏のような陽気だという。そういえば、株価がかなり持ち直している。日本の“景気”も少しは持ち直してくれれば良いのだが…。
全文を読む »
04月08日 日本人と桜
No.1135
東京の桜は、昨日あたりが満開なのであろう。まさに“春、爛漫”である。桜の木の下は、もう白くなり始めている。桜の花の命は短い。あと1週間もすれば、みな葉桜となる。昨日銀座に出向いた時、街路樹の若葉が良い様子になっていた。私の大好きな“新緑の季節”は、もう直ぐだ。……
全文を読む »
04月07日 春眠、暁を覚えず。
No.1134
“春眠暁を覚えず”か。朝5時頃には目が覚めると安心していたが、起きたのは午前7時過ぎ。所要で間もなく出かけなければならない。「ひねもす“のたり、のたりかな”」とはいかないのである。そんな訳で本日の永田町徒然草は休みます。……
全文を読む »
04月06日 “公共の福祉”の激突!?
No.1133
先ほど朝のニュースを見ていたら、若いアナウンサーが“春本番”と言っていた。“夏本番”というのは分かる。“冬本番”というのもピンと来る。だが、“春本番”というのはちょっとピンと来ない。“秋本番”ともあまり言わない。日本語は微妙である。“春宵一刻、値千金”はちょっと爺むさいか。しかし、私はこの言葉が好きなのである。秋ならば“燈下親しむ”か。昼間でなくなぜ夜なのだろう。……
全文を読む »
04月05日 営業の自由と憲法
No.1132
急に春めいてきた。「春宵一刻、値千金」。フラフラと出かけたいところだが、この週末は自宅に缶詰めである。どうしても書き上げなければならない憲法論があるからである。営業の自由に関する憲法論的考察である。ちょっと面白いので一部を紹介しよう。……
全文を読む »
04月04日 菜種梅雨
No.1131
昨朝は寒かったが、太陽が出るとドンドン気温が上がった。私は愛用のレインコートを着ずに事務所に向かった。大丈夫だった。事務所を出たのは午後9時過ぎだった。駅まで歩いた。夜でも寒くはなかった。東京にも春が来たようだ。桜も満開になった。ところが、今日は雨が降るという。これじゃ、花見などできないではないか。……
全文を読む »
04月03日 確かに株は上がった。
No. 1130
ロンドンで開催されたG20(金融サミット)の評価は、如何なものであろうか。たぶん無駄ではなかったのであろう。これに対する評価をするほどの私は経済的知識はない。ニューヨークの株式市場は一時的に8000ドルを回復した。たぶん今日の東京の株式市場も上がるのだろう。それはニューヨークの株式市場が上がったからであって、G20を評価してのことではないのであろう。……
全文を読む »
04月02日 いかなる“百年に一度の危機”!?
No.1129
ロンドンでG20が開催されている。麻生首相も出席している。今回のG20は金融サミットと呼ばれている。そもそも今回の危機は、金融危機なのか。それとも経済危機なのか。それとも両方なのか。今回の危機が始まってから、私は株価をフォローするようになった。株に関する指標は、経済よりも金融に属するものであろう。こちらの方は、けっこう上がったり下がったりしている。一方、……。
全文を読む »